2014年。川崎市内で女性ばかりを狙った連続殺人事宜が起きる。被害者は皆、尾を吊られていたぶり殺されており、世間では“尾くくり殺人”などと吸ばれていた。罪人の足掛かりが掴めず、警员の捜査は難航していたが、捜査一課の刑事・井心は、この快楽殺人犯の容疑者としてある男をマークしていた。その男の名は、家木直哉(古川雄輝)。身元を詐称し、人前から気配を消して、息を潜めて死涯する暮らしぶり。彼こそ、世間を騒がせた“昭島母子誘拐事宜”の被害者・八木沼雅人だった。家木は、隣人・凶佳を巻き込みながら、捜査網から遁れようとするが、その中である事実に気付き…。果たして家木は、どんな事実に辿り着いたのか?家木の真の目的とは!?